WealthNavi とSBI証券
編集日: 2017/05/08
カテゴリー:Uncategorized
1.WealthNaviとは
編集日: 2017/05/08
カテゴリー:Uncategorized
WealthNaviは今流行りのロボアドバイザーを使ったサービスを行っている会社です。
WealthNavi(ウェルスナビ)は、ノーベル賞受賞者によって考えられた理論に基づいて資産を運用してくれます。圧倒的な頭脳を味方につけて運用することができちゃいます!
また、ロボアドバイザーの仕事は厳密に言うと、投資する銘柄を選ぶのではなく、銘柄を選ぶ「投資信託」を選ぶことなのですが、WealthNaviはその投資信託会社から手数料を一切受け取っていません。そのため、完全にユーザーの立場を尊重して投資先を選んでくれます。
創業者は、財務省やマッキンゼーなどで長年金融のプロとして活躍されてきた柴山和久さん。投資に馴染みが薄い日本人にもぜひ投資を始めてほしいと、「世界水準の資産運用とリスク管理をすべての人に」というコンセプトのもとで創業されました。
WealthNaviは最低投資額が100万円からということからもわかるように、若者向けというよりも30代以上の人をターゲットとしています。20代をターゲットにしているTheoとは少し違いますね。
その理由の中には、創業者の柴山さんの考えが反映されているようで、20代のような若者には資産運用よりも自分自身に投資をしてほしいということです。
自分自身に投資とは留学やMBAなどのことですね。若いころにしかできないことってたくさんありますから、そういう意味では素晴らしいお考えですね。
ロボアドバイザーを利用するにはいくつかの質問に答えなければいけないと先程書きましたがWealthNaviの質問は6つで以下ようなものです。
1.現在、何歳ですか?
2.年収はおよそいくらですか?
3.金融資産はおよそいくらですか?
4.毎月の投資予定は?
5.資産運用の目的は何ですか?
6.もしも、株価が1か月で20%下落した場合どうしますか?
この6つに答えれば、すぐにロボアドバイザーが利用できます。
WealthNaviの手数料は基本1%です。
しかし、3000万円を超えると手数料は0,5%のなります。
例えば、運用資産額が30万円だった場合、30万円の1%にあたる3,000円を支払います。
例えば、運用資産額が4000万円だった場合、3000万円までは1%となるので30万円、残りの1000万円については0.5%となるので5万円となり、合計で35万円を支払います。
三菱UFJ、三井住友、みずほの3メガバンクから資金調達を行っており、
2016年10月からはSBI証券と業務提携を行い「WealthNavi for SBI証券」をリリースしています。
これの特徴は
1、最低運用額 30万円
2.投資対象のETFは7本に限定
などが挙げられ、基本機能はWealthNaviと同じです。
WealthNavi for SBI証券に関しては後ほど詳しく書いていきます。
ロボアドバイザーに代わりに運用してもらうので、利用する際はその手間賃を年間手数料として支払います。
また、「WealthNavi」には、他のロボアドバイザーと異なる大きな特徴が3つあります。
①自動税金最適化
投資をしていると、分配金を受け取ったり、ETFを売却して利益を得ることができるのですが、実は利益がでる度に税金が発生してしまいます。
しかし、「WealthNavi」であれば、利益が発生して税金が発生しそうになると、自動で「含み損」になるようになっており、税金をできる限り払わないようになっています。
②お釣りで貯金ができること
2017年春からスタートする予定で、電子マネーやクレジットカードで支払った際に、自動で99円以下を積立て、500円単位で新たにETFに投資するというものです。
例えば、324円であれば、76円分を積み立てられます。
③「クイック入金」ができること
クイック入金とは、三井住友銀行、みずほ銀行、三菱東京UFJ銀行、住信SBIネット銀行の銀行口座を持っている人が、インターネットバンキングサービスを利用することで、「24時間いつでもリアルタイム」に「無料」で「WealthNaviの口座」に入金できるサービスです。
なので、「今月思ったよりお金使わなかったから投資したいな!」と思った時に、一瞬で「WealthNavi」に投資することができます。
2.SBI証券とは
SBI証券とは東京都六本木に本拠地を置くネット証券会社です。
このサイトは、ネット証券で唯一の「証券総合口座350万口座突破」を達成した証券会社です。
下図は各ネット証券会社の口座開設数の推移です。
ご覧いただけるように2005年-2006年以降、他の証券会社との圧倒的な差をつけているのが分かります。
しかも、SBI証券の口座開設者は8割が投資未経験の方々です。
年齢別では30代、40代を中心としつつ、ジュニアNISA制度の制定以降、未成年の方の口座開設数も増加しています。
また、女性の方の口座開設数も拡大しており、年齢や性別に関わらず幅広いお客が利用しています。
(出典:SBI証券 プレスリリース)
3.WealthNavi for SBI証券とは
WealthNavi自体の最低投資額は100万円だが、「WealthNavi for SBI証券」は30万円から利用できます。ですから、もし今から始めようと思っていて、かつSBI証券の口座を持っているなら、「ウェルスナビ for SBI」が断然におすすめできます。とくにウェルスナビは構造上少額積立が向いてますから、この初期投資額が下がったのはとても良いと思います。
これにより、ロボアドバイザーを始める資金面のハードルが下がったのも利用者の獲得に影響していきそうです。
これの特徴は
1、最低運用額 30万円
2.投資対象のETFは7本に限定
などが挙げられ、基本機能はWealthNaviと同じです。
「WealthNavi for SBI証券」は順調に利用者を獲得しているようで、WealthNaviが公開した数字によると、提供開始から1ヶ月で申込口座は6000口座、残高は25億円を突破したそうです。
WealthNaviの競合となるロボアドバイザーサービスTHEOを見てみると、THEOは2016年2月にサービスを始め、2016年12月には預かり資産総額50億円を超えています。「WealthNavi for SBI証券」は1ヶ月でその半分となる25億円を集めていることを考えると、かなり速いペースで利用者を獲得しています。
SBI証券の口座保有者は投資に関心が高く、これが利用者の伸びている1つの要因と考えているとWealthNaviの広報担当者は話しています。
(出典;SBI証券 HP)
WealthNavi for SBI証券を利用するにはSBI証券の口座が必要で、既に口座を持っている方は、ログイン後画面より口座開設が可能です。
SBI証券に口座を持っていない方は、SBI証券の口座開設を行った後にWealthNavi for SBI証券の口座開設を行えば利用するできますが、SBI証券の口座が必要なければ、WealthNaviに直接口座開設するほうが早く利用できます。
どちらも、無料で開設できます。
4.まとめ
WealthNaviとSBI証券、さらにWealthNavi for SBI証券について書いてきましたが、いずれのサービスも株の初心者でも手軽で簡単に始められるものです。
特に、WealthNavi for SBI証券はWealthNaviよりも安くロボアドバイザーサービスを利用できるので株を始めようと思っている方は、ぜひ始めてみよう。